SEOに一番大切なものは何ですか? とよく聞かれます。
日本にインターネットが出現して約20年。以来ずっと検索エンジン対策(SEO)を研究してきました。
20年前、上位表示するためには検索エンジンを欺くことが必要でした。
青地の背景に青字でキーワードを詰め込む。そんなことをするだけで、あっという間に1位表示となりました。
その後、キーワードを詰め込むだけのページは圏外に吹っ飛びました。
次は、ページ中のキーワードの割合が3%だとか5%だとか言われるようになりました。試行錯誤を繰り返し、結果、3~7%のキーワード割合でページに埋め込むことで上位表示されました。
その後検索エンジンは、被リンクを重要な要素と考えるようになりました。
SEO業者は皆、相互リンクを申し込み合い、被リンクを購入しました。被リンクが増えることで、直ぐに上位表示されたのです。思えばこのころのSEO対策は単純で簡単でした。
その後検索エンジンは、被リンクサイトの質を評価するようになりました。
100サイト1万円などで中国の業者から大量に被リンクを購入していたサイトは、また圏外に吹き飛びました。被リンクを修正することが出来ずに逃げ出すSEO会社が続出しました。